【アラフォー妊活体験談③】39歳はじめての体外受精|採卵4個→受精2個→胚盤胞0個の結果

「初期胚や胚盤胞って何?」
「受精や培養の結果はどのように伝えられるの?」
「思うような結果が出なかったとき、どんな気持ちになるの?」

はじめての採卵では卵子が4個とれました。
しかし、受精と培養の結果、凍結できた胚はありませんでした。

この記事では、前回の記事に引き続き

・受精結果
・培養結果
・今後の治療について考えたこと

を体験談としてまとめています。

これから体外受精を始める方や、不妊治療のリアルな体験談を読みたい方の参考になれば嬉しいです。

※私は医療関係者ではありません。妊活に取り組む一人の女性の体験談としてご覧ください。

初期胚と胚盤胞

体外受精をするとき、事前にどの段階の胚を移植するか決める必要があります。

「初期胚」か「胚盤胞」のどちらかです。

卵子と精子が受精して2〜3日、細胞分裂が進んだ状態が初期胚。

受精して5〜6日目、着床できる状態になった胚が胚盤胞です。

私たち夫婦が選択したのは胚盤胞移植でした。

胚盤胞まで培養して凍結した後、良いタイミングで移植しようと話し合いました。

不安と期待の12日間

電話やメールで結果を教えてくれるクリニックもあるようですが、

私のクリニックでは、来院して先生から直接お話を伺う形でした。

結果を聞く受診日は、採卵日から10日前後。

私の場合は採卵から9日後に予約を入れてくださいました。

受精(採卵日)から胚盤胞になるまでの期間は5〜6日。

1日でも早く結果を聞きたい私にとっては、もどかしい時間でした。

それなのに、結果の日を目前にしてインフルエンザにかかってしまい、さらに3日間の待機が必要に。

こうして、採卵から結果を聞くまで合計12日間待つことになりました。

受精&培養結果

待ちに待った結果の日。

4個採卵できたので、せめて1個は凍結できていてほしい。

期待と不安でいっぱいのまま診察室に入りました。

机の上には、1枚の紙が置かれていて、

今回の体外受精は、胚盤胞にならずキャンセルになりました。

と記載されていました。

先生は結果について何も言わず、

「隣の部屋のエコー用の椅子に移動してください」と仰いました。

採卵後の子宮や卵巣の状態を確認するためです。

毎回行っているエコー検査ですが、

このときは抜け殻のような無気力な状態で検査を受けていました。

エコーが終わり問題がないことを確認した後、

いよいよ本題に入りました。

「そちらの紙にも書かれているように、今回は胚盤胞の凍結はできませんでした。

2つ受精したのですが、胚盤胞までは至らなかったんですね。」

先生の話を聞きながら「体外受精報告書」と書かれた紙を必死に見ましたが、

初めて見る専門用語ばかりで、よく理解できません。

凍結できなかったことだけが分かりました。

2つ受精したのに、培養した胚は1個だけ?

どうして?

表の見方も分からず、半分混乱していました。


紙の内容に集中していると、

先生が突然ミトコンドリアの話を始めました。

卵巣機能を向上させ、質の良い卵子を採れるようにするために、

ミトコンドリアのサプリメントを毎日飲んで

次回の採卵周期に臨んでみてはどうか、という提案でした。

色々なことがまだ整理できていない中で、

次の治療の話をされ、気持ちが追いつかず泣きそうになりました。

でも大切な話なので、なんとか理解しようと頭を働かせ、

「サプリメントを飲むと、どんな良いことがあるのですか?」

と伺いました。

先生は言いました。

「今回、卵子が4つしか採れませんでした。

もっと多く採れるようにしないと、胚盤胞の凍結は難しいと思います。

サプリメントを使えば採卵数が増えることを期待できます。」

「何個くらい増えることが期待できるのでしょうか。」

「1個か2個ですね。」

私は言葉を失いました。

4個が5個になって、本当に凍結できるようになるのだろうか…。

「サプリメントを使うかどうか、一度主人と相談してもよろしいでしょうか。」

「分かりました。試す場合は来週の月曜か火曜に来院してください。

試さない場合は、次の生理が来たら来てください。」

診察室を出て待合室に戻ると、一気に悲しさと不安が押し寄せました。

改めて「体外受精報告書」を広げ、ゆっくり内容を見直しました。

採卵数「4」
成熟卵「2」
判定不明卵「1」
変性卵「1」

つまり、採卵した4個のうち2個は受精に使えない状態だったようです。

施術数「2」
2前核「1」
多前核「1」
→培養胚「1」

スマホで調べると、

2前核
正常受精を意味する状態

多前核
異常受精と判断される状態

受精は2つしたものの、
正常受精は1つだけだったのです。

だから培養も1つだけだったのか…。

体外受精報告書の内容を、ようやく理解できました。


これからどうしよう…。

採卵から結果までの12日間、移植についてもたくさん調べて準備してきたのに、

凍結できずに終わってしまった。

この先、2回目、3回目と移植にたどり着けないまま

採卵周期を繰り返す未来まで想像してしまいました。

このままではいけない。

待合室でお会計を待っている間、

悲しみよりも焦りの気持ちが大きくなっていきました。

今後の治療方針

今回の結果を受けて、

はじめての体外受精があっけなく終わってしまったことにショックを受けました。

私たちはクリニックの治療セミナーに参加し、

自費での治療を選択していたため、

診察と採卵だけで約40万円かかりました。

よく分からないまま採卵を繰り返し、

お金だけ出ていく状況は避けたいと強く思いました。

はじめて体外受精を経験して、

治療の流れは分かりました。

だからこそ

2回目の1回を大切にしたい。

そう思い、今後の治療方針をしっかり先生と相談したいと考えました。

私のクリニックには、

院長先生と副院長先生の2人の医師がいます。

私の主治医は副院長先生でした。

採卵の手術も副院長先生が担当してくださり、

お腹がまったく痛くならなかったので、

腕も経験もある先生だと思います。

ただ、毎回の診察で

少しコミュニケーションが取りづらいな

と感じていました。

私たち夫婦が2時間かけてこのクリニックに通うきっかけになった

院長先生に相談したいと思いました。

お会計のとき、事務の方に

・今回凍結に至らなかったこと
・今後の治療方針について院長先生に相談したいこと

を伝えました。

「主治医は副院長ですので…」

と少し困った様子でしたが、

どうしても院長先生に相談したいとお願いしました。

ほぼ満席の待合室の横で、

私の声は他の患者さんにも聞こえていたと思います。

恥ずかしさよりも、

後悔したくないという気持ちの方が強くなっていました。

院長先生は人気のため、

予約は約3週間後になりました。

まとめ

今回の体外受精では

・採卵数:4個
・受精数:2個
・胚盤胞:0個

という結果でした。

はじめての体外受精は、

移植まで進むことなく終わってしまいました。

今後の治療についてしっかり相談したいと思い、

院長先生の診察予約を取りました。

次回は、院長先生との診察で伺った今後の治療方針についてまとめたいと思います。

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